アイロンのあたり、消せない??
春も、もうそこまで来ている感じですね。
梅の花が咲いているのを見て、嬉しく思います^^
春になると活躍するのがシャツとかブラウスですが
素材によってはアイロンが必要なものもありますよね。
クリーニングに出すほどでもないけれど・・・
私はいろんな素材のアイロンかけをしてきました。
時々、素材によって出てしまう、当たりやテカリ。
皆さんも経験したことはないですか?
付いてしまった当たりは消せない??
答えは、消せると断言ではないですが
テカリを和らげることは可能です。
いろんな方法を試してみて、一番いいかなと思った方法を
お伝えしたいと思います!
その前に、なぜアイロンの当たりが出るのか!?
原因はいくつかあります。
🌟生地の表面の細かい凹凸が、アイロンの熱と圧力によって、変形してしまう。
繊維が潰れてしまうのが原因。
🌟熱に弱い繊維の場合に出やすい。
主に、合成繊維(ポリエステルやナイロンなど)やシルク、サテンなどのデリケートな織り物。高温に弱い、レーヨンなど。
🌟素材とアイロンの温度設定が合ってない。
🌟装飾などで凹凸が出ている場所をそのままアイロンで抑えた場合など。ボタンの凹凸も然り、縫い代の凹凸すらも、テカリの原因となることがある。
事前にこれは危ないな、と分かれば
アイロンする際に、あたりを防ぐ方法
として、
当て布をする
低温設定にする
押さえ付けず蒸気でやってみる
霧吹きなどで素材を湿らす
など、未然に防ぐ方法もあります。
アイロンのプレート部分を生地に直接触れさせないことが一番大事です。
ですが、つい当ててしまった場合
潰れた繊維を起こせばいいのですから
①蒸気を使用して、当たりが出た部分を軽く湿らすこと。
そうすると、繊維が柔らかく膨らみ、少し軽減されることがある。
②水を含ませた布(タオルや布巾など)を当たりができた場所に当てて
低温アイロンをかける。湿気と熱の作用で軽減することができる。
③スチームアイロンを当てる。
アイロンのあたりには
水蒸気がポイントです!!!
もし、シミにならないような素材ならば
指さきを水で濡らして、当たりが出てしまった場所に直接当てて
濡らします。
その後、スチームアイロンで抑えないように蒸気をさらに当てて
繊維を膨らませます。
濡らすのが怖い素材の場合は、濡らさずにスチームだけにしてみてください。
圧力と熱で潰れた繊維を蒸気で湿らすことです。
くれぐれも輪ジミができそうな素材は濡らさずに
スチームだけにしてくださいね!